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映画 武士の献立(2014日) [日記(2016)]

武士の献立 [DVD]
 『武士の家計簿』の二番煎じ、柳の下のドジョウを狙った映画です。舞台が加賀藩というのも同じで、算盤を包丁に持ち代えて「包丁侍」の活躍が描かれます。

 加賀藩江戸屋敷の台所方・舟木伝内(西田敏行)は、料理のレシピを言い当てた奥女中・春(上戸彩)を跡取りの嫁に迎えます。春は商家の出で、おまけに出戻り。加賀藩の台所方・伝内にとってはそんな事は問題外。料理センスの無い息子の為に、鋭敏な舌を持った嫁が必要だったわけです。

 伝内の息子・安信(高良健吾)は長男の死によって無理やり台所方を継がされ、剣に未練を残し「包丁侍」を軽蔑しています。いやいや包丁を握っているわけですから、出来上がる料理も不味いわけです。

 と、ここまで来ればストーリーは読めたも同然。春の愛情と頑張りで安信を一人前の台所方に...では面白くないので、一捻り。この一捻りが「加賀騒動」です。「加賀騒動」といっても何の事か分かりませんが、お家騒動、内紛です。財政危機に陥った藩を建て直す大槻伝蔵と、藩主毒殺の疑いをかけられたお貞の方。この加賀騒動に安信が巻き込まれ、春が身を呈して夫を守ります。
 大槻伝蔵の改革派は破れ、加賀騒動によって藩の人心は乱れます。藩は、幕府、近隣大名を集めた新藩主就任の宴に加賀の料理を供じ、このイヴェントによって加賀藩士に郷土愛と自信を取り戻そうとします。料理の「献立」を任されたのが舟木伝内、安信親子。安信と春は、能登に旅し隠れた料理を発掘し...となります。

 舟木伝内は実在の人物で、レシピ集まで著しているらしいですから、「包丁侍」は実在したのでしょう、初めて知りました。在外公館で饗応する料理が外交に役立っているらしいですから、裏方の包丁侍の活躍が藩外交の一端を担ったことも十分に考えられます。そうした意味では面白いと言えますが、加賀騒動がストーリーともうひとつ噛み合わず、加賀料理の献立が藩を救うという説得力に欠けるところが、残念。
  堺雅人、仲間由紀恵vs.上戸彩 高良健吾となりますが、やはり『家計簿』が面白いです。

監督:朝原雄三
出演:上戸彩 高良健吾 西田敏行

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日本魂、知覧飛行場

日立安来といえば、海綿鉄サムライ。絵になりますね。
by 日本魂、知覧飛行場 (2017-03-09 01:21) 

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