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映画 キャビン(2012米) [日記(2017)]

キャビン スペシャル・プライス [DVD] 5人の学生が田舎のキャビン(別荘?)に出かけ、ゾンビに襲われるというホラー映画です。この設定自体がホラーのプロトタイプですが、この映画は少し変わっています。
 映画はコントロール・センター(以下CS)のような場所から始まります。おいおい分かってきますが、CSはシナリオを作り舞台を準備し5人を主人公としたドラマを演出しているのです。5人は俳優ではなく主体を持った存在で、5人が存在する世界の外に5人の世界をコントロールするCSが存在するという二重構造になっています。
 5人がキャビンを訪れ怪異に出会ことはCSのシナリオですが、どんな怪物に出会うかは5人の行動(選択)にかかっています。また、CSは必要に応じて5人の世界に介入します。例えば男女が森に出掛けると、性フェロモンを吹きかかけ「その」シーンを演出するという具合。おまけに観客までいるらしいのですからCSは放送局のようなものです。この放送局が世界各地にあり、日本はが放映しているのは『貞子』?。
 ホラーも普通では面白くないので、捻った作りになっています。面白いですがその分ホラー度は下がります。

 この5人は、
 ・肉感的な美女ジュールズ(アンナ・ハッチソン)→淫乱のニックネームがCSによって与えられています。
 ・ジュールズの恋人カート(クリス・ヘムズワース) →戦士
 ・実直なホールデン(ジェシー・ウィリアムズ) →学者
 ・ドラッグ中毒のマーティ(フラン・クランツ) →愚者
 ・処女のディナ(クリスティン・コノリー) →処女

 5人はキャビンでの地下で古い日記を発見し、日記にある呪文を唱えたことで、ゾンビが蘇ります。CSは幾つかのモンスターを用意しており、5人はゾンビを選択したのです。大筋のストーリーは決まっているようですが、細部は出演者の選択に任され、その偶然性が次のストーリーを生んでゆくということです。

 淫乱、戦士、学者と次々に殺されます。ひとりが死ぬと、CSにある石造物の溝に血が流れます。実は、CSの放映するドラマは生贄の儀式なのです。
 残った愚者と処女はゾンビの墓の中に何とエレベーターを発見します。ゾンビはこのエレベーターでCSからか運ばれたということです。ふたりはエレベーターでCSに侵入、つまり俳優が楽屋に侵入し、今度は楽屋が舞台となってしまいます。ここからがこの映画の肝。CSがドラマのために用意したありとあゆる怪物、怪奇が解き放たれ楽屋を暴れまくります。
 生け贄が5人揃わなかったため、「古きもの」が世界に蘇り...。これをホラーと言っていいのかどうか?ですが、なかなか面白いです。

監督:ドリュー・ゴダード
出演:クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース アンナ・ハッチソン フラン・クランツ ジェシー・ウィリアムズ リチャード・ジェンキンス

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