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映画 アフター・アース(2013米) [日記(2017)]

アフター・アース [DVD] 監督がナイト・シャマランで、『幸せのちから』『ベスト・キッド』のジェイデン・スミスが主演だと聞くと、見てしまいます。

 人類が恒星間を旅するはるかな未来を舞台に、怪獣を登場させるSF活劇です。最初から?です。人類は、温暖化か何かで住めなくなった地球を捨てて異星に植民します。その星の先住民が地球に怪物を送り込み、人類を絶滅させたという歴史を持つ世界の話です。サラッと流していますが、地球を住めなくなるまで荒廃させた人類は、他の星に押しかけた「侵略者」だということですね。たぶんですよ、平和な星に人類が我が物顔に押し掛け、これ以上来られては困ると考えた異星人は人類絶滅のために地球に怪物を送り込んだのでしょう。世界の警察を自認し、我がもの顔で他国に出かけるアメリカみたいなものでしょうか。人類は、植民地の異星人を迫害しているか、あるいは絶滅させたのでは?と思わず想像してしまいます。この、迫害された異星人が地球に怪獣を送り込んだという設定で映画を見ると、ジェイデン・スミスやウィル・スミスがどんなに頑張ろうが、加害者の身勝手な物語ということになります。
 
 でストーリーはというと、ジェイデン・スミスとウィル・スミスが乗り組んだ宇宙船が遭難します。映画でもこのふたりは親子です。遭難して不時着したのが、なんと人類が捨てた地球だったという皮肉。舞台が地球ですから、ヘタなCGを使わなくてもロケすればいいのですからこれは便利。当然、植生も風景も地球そのもの。
 宇宙船はバラバラに壊れ、この親子だけが生き残るという都合の良さ。宇宙船は分断され、救援信号の発信器を積んだ後部は100km後方。怪獣のいるこの地を100km踏破する冒険が、この映画主題です。誰が踏破するか?、当然ジェイデン・スミス君です。ウィル・スミスは足を骨折して歩けず、TV電話のような通信機で息子を指示し助言を与えるわけです。制作にジェイダ・ピンケット=スミス(ジェイデンの母親、『マトリクス』シリーズのナイオビ)も名を連ねているし、まぁファミリーで息子を押し立てる映画ですねぇ。
 もうひとつ仕掛けがあって、件の怪獣は五感が無く、只人間が発する恐怖を感じ取り人類を絶滅に追い込んだという設定。ウィル・スミスは、恐怖を克服し、怪獣に発見されないためこれを退治し将軍に登りつめたという人物。となると、ジェイデン君も恐怖を克服し怪獣をやっつけて努めを果たすという筋書きは読めますね。という映画ですが、一家を挙げてここまで息子を持ち上げた映画は見たことがありません。ナイト・シャマランは雇われ監督で、ヒネリも何もありません。それにしても気になるのは、人類に植民地化された星の先住民ですねぇ(笑。
 
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ジェイデン・スミス ウィル・スミス

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