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映画 タワーリング・インフェルノ(1974米) [日記(2015)]

タワーリング・インフェルノ [DVD]
 スティーブ・マックイーンとポール・ニューマン、二大スターが共演した 有名なパニック映画です。
 パニック映画として評価の高い『ポセイドン・アドヴェンチャー(1972)』は、転覆した豪華客船の中を、乗客が脱出する映画でしたが、こちらは、高層ビルの火災から脱出する人々と消火にあたる消防士たちを描いています。

 高層ビルの落成パーティーの夜、会場の下の階から出火し、招待客は逃げ場を失うという設定です。パーティーに居合わせたこのビルの設計者ポール・ニューマン(ダグ)が一方の主人公。ポール・ニューマンの設計ミスで火災が発生しては具合が悪いので、手抜き施工したビルのオーナー(ウィリアム・ホールデン )の娘婿が悪役として登場します。
 火災ですから消防士が登場し、その隊長がスティーブ・マックイーン(オハラハン)。この両雄が高層ビル火災に如何に対処するか、というのがストーリーです。
ポセイドン・アドヴェンチャー』では、(転覆しているので)床と天井が逆さまになったセットがひとつのウリでしたが、『タワーリング・インフェルノ』は単なるビルですから、映像としては面白くありません。

 『ポセイドン・アドヴェンチャー』では、神父(ジーン・ハックマン)が、モーゼよろしく乗客を引き連れて装甲の薄いスクリュー部を目指す「出エジプト記」の雰囲気でした。神父に従う脇役に、娼婦と結婚した元刑事、船の構造にやたら詳しい少年、妻を気遣う老夫婦とキャラクターが揃っていました。
 一方『タワーリング・インフェルノ』は、火災を軽視してパーティーを続行するビルのオーナー(ウィリアム・ホールデン )、経費削減で手抜き工事を指示した娘婿(リチャード・チェンバレン、最期は醜態を演じて自滅)、オフィスラブの途中で火災にあい命を落とす重役(ロバート・ワーグナー)など多士済済の割りにいまひとつ。詐欺師(フレッド・アステア)だけが光ってました。フェイ・ダナウェイ、あんたも出てたんだ。
 で、主演のふたりはというと、ポール・ニューマンが老婦人と子供をジーン・ハックマンの様に身体を張って救出し、マックイーンは防護服姿で炎に敢然と立ち向かいますが、ヒーローがふたりではどっち付かずで中途半端。

 この高層ビルの「火災」を「テロ」に置き換えると、『ダイハード』となります。もっとも、マクレーン刑事の前ではマックイーンも顔色無しですが。

 ということで、世評に高いようですがいい点数は付けられません。パニック映画見るなら『ポセイドン・アドヴェンチャー』です(リメイクの『ポセイドン』はXです)。

監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックイーン ポール・ニューマン ウィリアム・ホールデン フェイ・ダナウェイ
タグ:BSシネマ
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コメント 2

サンフランシスコ人

約45年前『タワーリング・インフェルノ』には、大感動したのです...

現在でも、(サンフランシスコで)消防車の通って行くのを見る度に、『タワーリング・インフェルノ』を思い出します.....

ところで、サンフランシスコ消防局のホームページは...

http://sf-fire.org

by サンフランシスコ人 (2019-07-12 07:34) 

べっちゃん

『バックドラフト』というのありましたね。ご訪問いただいてありがとうございます。
by べっちゃん (2019-07-12 11:29) 

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