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映画 レディ・プレイヤー1(2018米) [日記(2019)]

レディ・プレイヤー1 [DVD]  観たので一応感想を書いておきます。一言でいえば、現実世界からヴァーチャル・リアリティに逃避した人々が、結局リアリティは現実の世界にこそあるのだと悟って回帰する話です。背景は、映画のキャラクターと名シーンを借りまくって(ガンダムも登場します)仮想世界「オアシス」を作り出し、その世界で主人公の青年ウェイドと反乱軍?の少女サマンサが、仮想世界を征服しようとするIT企業の社長と戦闘(ゲーム)を繰り返します。人間は現実の世界でVRゴーグルを着けてオアシスに入るわけですが、この設定は『マトリクス』そのまま。仮想世界のゲームでアイテムや金貨を手に入れ、それを使って戦闘します。このアイテムなどは現実世界の貨幣でも買えるようで、借金がかさんで破産するとオアシスのIT企業で働いて返却するという「笑える話」です。
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 面白いかと言うと、CGのアクションが好きな人は楽しめると思いますが、スピルバーグの映画だと思って観ると裏切られます。CGも『ジュラシック・パーク』の新鮮さはありません(首長竜の映像には感動しました)。スラム化した地球で人々がVRに逃避するという世界観も、リアリティは現実の世界にあるという結論も、あまりに陳腐。後に仮想世界のオープンが週5日になるなど笑える話になりますが、ゲーム依存症を皮肉った映画?。

 スピルバーグは、エンタメ性の強い映画(例えばインディー・ジョーンズとか)で得た収益で作りたい映画(例えばプライベート・ライアンとか)を作ったいう話を何処かで読んだことがあります。『レディ・プレイヤー1』は前者にあたるのでしょうか。21世紀に入って、スピルバーグの映画は面白いものが少なくなった様に思います。『ブリッジ・オブ・スパイ』も『ペンタゴン・ペーパーズ』も『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』に比べると一回りも二回りも小粒です。『レディ・プレイヤー1』もヒットしたようですから、次作に期待です。
ガンダム.jpg ガンダムだ!
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン オリヴィア・クック

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